短時間正職員制度とは?

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看護師が仕事を続けやすい職場にするために、業界が取り組んでいることとは?注目の短時間正職員制度の今に迫る!

人材不足解消の布石となる短時間正職員制度

働く看護師ナースとして仕事を続けるには、夜勤も残業も当たりまえにこなさなくてはならない?
そんなことはありません。短時間正職員制度など、制度が整った病院でなら、ママになっても働き続けられるんです。

確かに今までは、正職員の看護師として働く場合、夜勤も残業も受け入れることが求められる風潮にありました。
何らかの事情でフルタイムで働けなくなった場合は、非正規雇用としてパートタイマーで働くか、職場を辞めるしかありませんでした。

しかし、その結果、多くの「潜在看護師」を生みながらも、現場では慢性的な人手不足になるという悪循環が生まれたのは皆さんも知るところでしょう。

そこで、そんな状況を変えようと、最近では看護師の働き方にも多様性が出てきています。

短時間正職員制度とフルタイムの正職員との待遇差は?

なかでも注目されているのが、短時間正職員という制度です。短時間正職員とは、フルタイムの正社員よりも勤務時間は短いけれど、社会保険や昇進、昇給、福利厚生、育児休暇、介護休暇など、正職員と同等の待遇が受けられるという制度です。

短時間正職員制度の導入前は、正職員の負担が増えるのではないかといった懸念がささやかれていましたが、
「自分が子供を産むとなったら…」「親の介護が必要になったら…」など、お互いに助け合おうという気持ちで現場の理解も得られやすい傾向になるようです。

病院が短時間正社員制度にメリットを感じる理由

病院側も業務の効率化や人員配置の見直しをすることで、実際の負担も分散させることに成功しているケースも多々あります。

確かに、一時的な観点で見ると、短時間正職員はパートタイマーの職員よりも人件費は高くなりますが、長期的な視点で見ると病院にとってもメリットが大きいという判断をする経営者も少なくありません。

大規模病院での普及率が高く、今後は中小規模での導入も期待されています。

就職する病院選びの条件として

もし、これから就職・転職をお考えなら、短時間正職員制度があるかどうか確認することも大切です。

特に女性の人生には、結婚、出産など、働き方を考え直さなければならない大きなターニングポイントが訪れます。
そうなったときに考えるのではなく、若いうちから先を見据えて働くことができれば、後になり苦渋の選択をしなくてはならない…、なんて状況になる可能性はグッと減るのではないでしょうか。